不安が消えない、同じことを何度も考えてしまう、自分に自信が持てない。心の悩みは目に見えないぶん、「誰に話せばいいのか」「自分は何に悩んでいるのか」がわからず、ひとりで抱え込みがちです。
このページでは、まず無料で使える心の悩みの相談窓口をまとめました。そのうえで、悩みのタイプ別に、心理学の考え方から原因と対処法を紹介している記事を案内します。いまの気持ちに近いところから読んでください。
先に結論|心の悩みとの付き合い方
- ひとりで抱え込まず、話せる場所を持つ。電話やSNSで無料で相談できる窓口があり、SNSには匿名で使えるものもあります。
- 悩みには「型」がある。不安、考えすぎ、自信のなさ、人間関係など、自分の悩みがどの型に近いかがわかるだけで、対処法を選びやすくなります。
- つらさが長く続くときは、専門家に相談する。眠れない、食べられない、仕事や家事が手につかない状態が続くときは、心療内科・精神科や保健所などに相談しましょう。
- 命の危険を感じるときは、ためらわずに助けを求める。24時間つながる電話窓口があります。緊急のときは119番に電話してください。
心の悩みを相談できる窓口(電話・SNS)

厚生労働省のサイトで紹介されている、主な電話相談の窓口です。無料の窓口を中心に、一部は通話料がかかる窓口も載せています。つながりにくいときは、時間をおいてかけ直すか、別の窓口も試してみてください。
| 窓口 | 電話番号 | 受付時間・通話料 |
|---|---|---|
| #いのちSOS | 0120-061-338 | 24時間365日・無料 |
| よりそいホットライン | 0120-279-338 | 24時間・無料(暮らしの困りごと全般も相談できる) |
| いのちの電話 | 0120-783-556 | 毎日16時〜21時(毎月10日は8時〜翌朝8時)・無料 |
| いのちの電話(ナビダイヤル) | 0570-783-556 | 10時〜22時・通話料がかかる |
| こころの健康相談統一ダイヤル | 0570-064-556 | 受付時間は住んでいる都道府県・政令指定都市によって異なる・通話料がかかる |
※IP電話(050で始まる番号)や福島県からかけるときは、番号が異なる窓口や、つながらない窓口があります。出典の厚生労働省「電話相談」のページで確認してください。
電話が苦手な人は、LINEなどのSNSやチャットで相談できる窓口もあります。厚生労働省の「まもろうよ こころ」のページから探せます。中には「あなたのいばしょ」のように、24時間365日、無料・匿名で相談できるものもあります。また、住んでいる地域の保健所や精神保健福祉センターでも、心の健康についての相談を受け付けています。
悩みのタイプ別マップ|あなたの悩みはどれに近い?
心の悩みを、4つのグループに分けて並べました。いちばん近いものを選ぶと、原因と対処法を紹介している記事に移動します。
考え方のくせからくる悩み(不安・考えすぎ・決めつけ)
不安が消えない、寝る前に同じことを何度も考えてしまう、「きっと嫌われた」と決めつけてしまう。こうした悩みは、出来事そのものより、出来事の受け止め方のくせから生まれていることがよくあります。くせに名前がつくと、少し距離をおいて眺められるようになります。
自分への見方からくる悩み(自信のなさ・劣等感)
自分に自信が持てない、人と比べて落ち込む、コンプレックスが気になる。自分をどう見ているかは、毎日の気分や行動に大きく影響します。劣等感は、うまく付き合えば「もっと良くなりたい」という力にもなります。
動けない・決められないときの悩み
「どうせやっても無理」と動けなくなる、2つの道の間で迷い続ける、一度落ち込むとなかなか立ち直れない。こうしたときは、気持ちの問題だと自分を責めるより、そうなるしくみを知るほうが抜け出す近道になります。
人間関係からくる悩み
職場、家族、友人との関係がつらいと、ほかのことまで手につかなくなります。心理学者のアドラーは、「すべての悩みは対人関係の悩みである」という考え方で知られています。相手を変えようとするより、自分と相手の課題を分けて考える方法があります。
専門家に相談したほうがいいサイン
このページで紹介している記事は、悩みを整理するための一般的な情報です。次のような状態が続くときは、ひとりで何とかしようとせず、心療内科・精神科などの医療機関や、保健所・精神保健福祉センターに相談してください。
- 眠れない、または眠りすぎる日が続いている
- 食欲がない、または食べすぎてしまう状態が続いている
- 気分の落ち込みが続き、仕事や家事、学校に行くことがつらい
- これまで楽しめていたことが楽しめない
- 「消えてしまいたい」と考えることがある
とくに最後のような気持ちがあるときは、上の電話窓口や身近な人に、今日のうちに話してください。
心の悩みについてよくある質問
Q. 心の悩みは、どこに相談すればいい?
まずは話しやすい窓口からで大丈夫です。電話なら、24時間つながる「#いのちSOS」や「よりそいホットライン」があります。電話が苦手なら、厚生労働省の「まもろうよ こころ」からSNSの相談窓口を探せます。体の不調も出ているときは、心療内科・精神科などの医療機関に相談しましょう。
Q. こんなことで相談していいのか迷う
相談窓口は、悩みの大きさに関係なく利用できます。うまく説明できなくても、「何だかつらい」と伝えるところから始めて大丈夫です。話しながら、自分の気持ちが整理されていくこともあります。
Q. 自分の悩みが何なのか、わからない
悩みの正体がはっきりしないのは、よくあることです。次の記事で、悩みのパターンを一覧にしています。当てはまりそうなものから読んでみてください。
まとめ|心の悩みは「話す」と「知る」で軽くなる
心の悩みは、ひとりで抱えているほど大きく感じやすいものです。無料で話せる窓口を知っておくこと、そして自分の悩みがどの型に近いかを知ることが、抜け出すための最初の一歩になります。
上のタイプ別マップから、いまの気持ちに近い記事を読んでみてください。
※この記事は一般的な情報をまとめたもので、医学的な診断や治療に代わるものではありません。心身の不調が続くときは、医療機関に相談してください。
このページの主な出典
- 厚生労働省「電話相談」(電話相談窓口の番号・受付時間)
- 厚生労働省「まもろうよ こころ」(電話・SNSの相談窓口)
情報確認日:2026年11月8日












