イヌイットの食事は現在どうなった?昔と今の食生活の変化と、寿命・健康への影響

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生肉やアザラシを食べる「極北の民」というイメージが強いイヌイット。では、現在のイヌイットは何を食べ、どんな健康状態にあるのでしょうか。

結論から言うと、今のイヌイットの食卓には伝統食と、パンや甘い飲み物などスーパーの食品が混ざっています。そして食事が変わったことで、かつてはまれだった糖尿病や肥満、虫歯が、ふつうの病気になりました。この記事では、昔と今の食生活の変化と、その結果として健康や寿命がどう変わったのかを、調査データをもとに見ていきます。

目次

イヌイットの食事は現在どうなっている?今の食生活

現在のイヌイットの食卓には、狩猟や漁で得た伝統的な食べ物(カントリーフード)と、店で買う食品の両方が並んでいます。カナダのヌナビクで行われた2017年の調査でも、パンや米、パスタ、乳製品、野菜や果物など、店の食品が食べられていることが報告されています。[1]

主食は?今もよく食べられている伝統食

カナダ・ヌナブトの3つの地域で2008年に行われた調査では、よく食べられていた伝統食はカリブー、マクタク(クジラの皮と脂肪)、ホッキョクイワナでした。[2]

なかでもカリブーは、今の食事でも中心的な食べ物です。タンパク質に加え、鉄・亜鉛・銅・ビタミンB2・ビタミンB12といった、貧血の予防に関わる栄養の主な供給源になっていると報告されています。[3]

スーパーの食品が増え、パンと甘い飲み物が日常に

同じヌナブトの調査では、揚げパン(バノック)や食パンを8割以上の人が食べていました。甘い清涼飲料やお菓子も広く食べられていて、炭酸飲料は1回におよそ660g、砂糖入りジュースはおよそ570gと、1回に飲む量も多いことが分かっています。[2]

よく買われる甘い飲み物や砂糖、パンは、食事全体のカロリーの多くを占める一方、ビタミンやミネラルはほとんど含みません。[3]

イヌイットは野菜を食べないの?

伝統的な食事では、クラウドベリーやブルーベリーなどのベリー類が地域の食材として挙げられています。[4]寒い北極圏では育つ植物が限られるため、ビタミンCは生の肉や内臓、皮などからも取っていました(くわしくはこちら)。

今は店で野菜や果物も買えますが、栄養のバランスを整えるには、甘い飲み物にかけているお金を、乳製品や果物・野菜に回す必要があるという研究があります。伝統食と店の食品を組み合わせれば、大きな追加費用なしで栄養の足りた食事が組めることも示されています。[3]

昔と今でイヌイットの食事はどう変わった?

イヌイットの食事が変わってきたことは、数字にも表れています。カナダの同じ18の地域を1999年と2008年で比べた調査では、伝統食から取るエネルギーの割合が減り、店の食品が増えていました。甘い清涼飲料、ポテトチップス、パスタはいずれも割合が増えています。[5]

昔の食事(伝統食中心)現在の食事
主な食べ物カリブー、アザラシ、クジラ、魚、ベリー類伝統食+パン、パスタ、米、お菓子、清涼飲料など
手に入れ方狩猟・漁、家族や地域で分け合う狩猟・漁に加え、店で買う
栄養の特徴タンパク質、ビタミン、オメガ3が多いカロリーは足りるが、ビタミン・ミネラルが不足しやすい

なぜ食事が変わったのか

変化の背景には、いくつもの要因が重なっています。研究では、急速な環境の変化、グローバル化、貨幣経済への組み込みが、伝統食と栄養のある店の食品の両方を手に入れにくくしていると指摘されています。[3]

  • 定住化:1950年代半ばから60年代にかけて、カナダ政府は住宅・医療・学校を用意し、季節ごとに移動していたイヌイットを決まった集落に住まわせる政策を進めました。同じころ、ホッキョクギツネの毛皮の値段が大きく下がり、カリブーも激減して、狩りと交易だけでは暮らしにくくなっていました。[27]
  • カリブーの減少:北極圏の各地でカリブーの数が大きく減り、いくつかの群れでは狩猟が制限されています。[3]
  • 食料品の高さ:北極圏の町では食料品の多くを飛行機で運ぶため、値段が高くなります。カナダ統計局の2023年のデータでは、ヌナブトでは住民の58.1%が「食料が足りない、または不安がある」家庭で暮らしており、カナダで最も高い割合でした。[6]
  • 伝統食を食べたくても足りない:ヌナブトの調査では、65%の家庭に現役の狩人がいる一方、79%の家庭が「手に入る以上に伝統食を食べたい」と答えています。また、54%の家庭が家族や友人から伝統食を分けてもらっていました。[7]

カナダ政府は2011年から、北部の店に生鮮食品の輸送費を補助する「ニュートリション・ノース・カナダ」という制度を設け、2018年の見直しでは伝統食への支援も加えました。[8]

イヌイットは寒い土地から移住したの?

多くのイヌイットは、今も北極圏で暮らしています。大きく変わったのは「どこに住むか」より「どう住むか」で、移動しながら狩りをする暮らしから、学校や病院、スーパーのある集落での定住生活に変わりました。[27]

中には、政府の都合でさらに北へ移された人たちもいます。1953年、カナダ政府はケベック州北部などのイヌイットの家族を、はるか北のエルズミア島グリスフィヨルドやコーンウォリス島レゾリュートへ移住させました。約束されていた暮らしは得られず、カナダ政府は2010年に正式に謝罪しています。[29]

一方で、南の都市へ移る人も増えています。2021年の国勢調査では、カナダのイヌイット70,545人のうち約3割が北部のイヌイットの居住地域の外で暮らしていて、オタワ、エドモントン、モントリオールなどに多く住んでいます。[28]

食事の変化でイヌイットの健康はどうなった?

食事の変化と同じ時期に、イヌイットの健康にも大きな変化が起きています。

糖尿病:まれな病気から、カナダ全体と同じ水準へ

イヌイットには2型糖尿病がほとんどなく、肥満になっても代謝への悪影響を受けにくいのではないか、と考えられていた時期がありました。しかし、2007〜08年にカナダ北極圏の36の地域で行われた健康調査では、イヌイットの糖尿病の割合はカナダ全体と同程度になっていて、「イヌイットは肥満の悪影響から守られている」とは言えないと結論づけられました。[9]

研究者は、原因は食事の変化だけではなく、体を動かす量の変化や、生活全体の西洋化も関わっていると述べています。[10]

狩りの暮らしから、動かない暮らしへ

生活習慣病の種類や予防法、メタボ健診の今については、生活習慣病とは?種類・原因・症状と予防法をわかりやすくでまとめています。

獲物を追って移動していた暮らしから、集落に定住してお店で食べ物を買う暮らしになり、体を動かす機会そのものが減りました。これは、車と座り仕事が中心の私たちの生活にも当てはまります。食事を見直すのと同じくらい、日々の運動も大切です。

肥満:成人の3人に1人以上

同じ調査では、過体重が28%、肥満が35.0%でした。内臓脂肪の目安となる腹囲が危険域(女性88cm以上、男性102cm以上)の人も43.8%にのぼります。[9]前に紹介した1999年と2008年の比較でも、甘い飲み物などが増えた時期に、女性のBMIが上がっていました。[5]

歯:子どもの虫歯がとても多い

20世紀初めの研究では、イヌイットに虫歯は少なかったとされています。ところが2007〜08年の調査では、ヌナブトの3〜5歳の子どもの69.1%に虫歯の経験がありました(親の回答)。甘い食べ物をとる回数が多いほど、虫歯の経験が多いという関連も見られています。[11]

2008〜09年に歯科医が1,200人以上を診た調査では、イヌイットの虫歯は平均的なカナダ人より2〜3倍ひどい状態でした。喫煙や住まいの過密、食料不足も、歯の健康に影響しているとされています。[12]

ビタミンD:伝統食を食べる世代ほど足りている

伝統食をよく食べる51歳以上は、若い世代よりビタミンDの摂取量が多いことが分かっています。[13]そのため、伝統食をあまり食べない若い女性は、将来、骨粗しょう症になるリスクが心配されています。[14]

がん:肺がんが世界でもっとも多い水準に

イヌイットのがんは増えていて、とくに肺がんは男女とも世界でもっとも高い水準と報告されています。[15]大きな原因は喫煙です。2012年の調査では、15歳以上のイヌイットの52%が毎日たばこを吸っていました(1991年の64%からは減少)。[16]

イヌイットのがんは、食事の変化というより、たばこが持ち込まれたことによる影響が大きいと考えられます。

イヌイットの平均寿命は?主な死因

カナダのイヌイットが暮らす地域(イヌイット・ヌナンガット)の平均寿命は、2004〜2008年で男性67.7歳、女性72.8歳でした。同じ時期のカナダのほかの地域は男性77.5歳、女性81.3歳で、差は男女合わせて約9.3年です。平均寿命自体は延びていますが、差はほとんど縮まっていません。[17]

平均寿命(2004〜2008年)男性女性
イヌイット・ヌナンガット67.7歳72.8歳
カナダのほかの地域77.5歳81.3歳

この差を生んでいる原因として、事故などのけが、喫煙に関係する病気、適切な医療で防げたはずの病気の割合が大きくなっていると報告されています。[18]また、男性では25歳未満での死亡が差の半分以上を占め、女性では60歳以上の死亡が差の大きな部分を占めます。がんは、寿命の差を生む大きな原因の一つです。[19]

「イヌイットは心臓病にならない」は本当?オメガ3の話

「アザラシやクジラの脂を食べるイヌイットは心臓病が少ない。だから魚の油(EPA・DHAなどのオメガ3)は心臓に良い」という話を聞いたことがあるかもしれません。これは1970年代に、デンマークの研究者バングとダイアベルグがグリーンランドで行った研究がもとになっています。

しかし2014年、カナダの心臓病の専門家フォドーらは、この2人は心臓病の頻度そのものを調べていなかったと指摘しました。グリーンランドの医療記録に頼っていて、交通の不便な地域では記録が正確でなかった可能性があるというのです。フォドーらは、グリーンランドのイヌイットの心臓病の割合は、ほかの人々と同程度だったとしています。[20]

一方、ダイアベルグ本人は、フォドーらの批判には事実の歪曲や誤った引用があると反論しています。[21]「オメガ3が心臓に良いか」という問いそのものは、今も研究が続いています。少なくとも、「イヌイットは心臓病にならない」と言い切れる根拠はないと考えておくのが妥当です。

伝統食は体に悪いの?PCBや水銀などの汚染物質

伝統食にはもう一つ、意外な問題があります。南の国々で使われたPCBなどの化学物質や水銀が、風や海流で北極に運ばれ、食物連鎖を通じてアザラシやクジラなどの体に蓄積しているのです。北極圏の人々は、ほかの地域の人々より多くの汚染物質にさらされていて、その多くは伝統食から取り込まれています。[22]

とはいえ、状況は改善しています。ヌナビクの妊婦を20年間調べた研究では、こうした汚染物質の濃度は平均で約80%下がりました。[23]カナダ政府の北極圏の汚染物質の評価でも、伝統食を食べる利点は、汚染物質のリスクをはるかに上回ると結論づけています。伝統食を食べるのをやめると、かえって健康に悪影響が出るおそれがあることも指摘されています。[24]

実際、イヌイットの成人を調べた研究では、血中のビタミンDやオメガ3、魚を食べることが、インスリンの効きの悪さや代謝の異常を防ぐ方向に働いていました。伝統的な暮らしは、今も慢性疾患を防いでいると考えられています。[25]

イヌイットの食生活の変化から、私たちが学べること

イヌイットに起きたことは、遠い北極の話だけではありません。生肉や内臓、魚の脂でビタミンもオメガ3も取れていた食事が、パンと甘い飲み物に置き換わった結果、「お腹は満たされるのに、栄養は足りない」という状態が生まれました。そして、食中毒よりも、糖尿病や肥満、虫歯のほうが大きな問題になりました。

手軽な加工食品や甘い飲み物が増えたのは、日本の食生活も同じです。イヌイットの例は、「何を足すか」より「何に置き換わったか」に目を向けることの大切さを教えてくれます。

私たちも、まずは甘い飲み物を水やお茶に替える、魚を食べる回数を少し増やす、といった小さな置き換えから始めてみるのがよさそうです。

イヌイットの暮らしをもっと知るための本

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データだけでは見えない、極北の暮らしの手ざわりを知りたい方へ。研究者の入門書から、現地に住んだ日本人の記録まで、読みやすい4冊を選びました。

岸上伸啓『イヌイット 「極北の狩猟民」のいま』(中公新書)

カナダのイヌイット社会を長年調べてきた文化人類学者による新書。サブタイトルのとおり、狩猟民としてのイヌイットの「今」を知る入門書で、この記事のテーマにいちばん近い一冊です。

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大島育雄『エスキモーになった日本人』(ヤマケイ文庫)

1972年にグリーンランド最北の村シオラパルクへ移り住み、猟師として暮らした日本人の記録。犬ぞりや狩猟、村の暮らしが、住んだ人の目線で描かれています。

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角幡唯介『極夜行』(文春文庫)

太陽が昇らない冬のグリーンランドを、一頭の犬とともに歩いた探検記。極北で食料が尽きていく恐ろしさが、身にしみて分かります。

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本多勝一『カナダ=エスキモー』(朝日文庫)

1960年代にカナダ北極圏のイヌイットと生活を共にした記者のルポ。狩猟中心だったころの暮らしを知ることで、「昔と今」の違いがよりはっきり見えてきます。

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生活習慣病・糖尿病が気になる人に

イヌイットに起きた変化は、私たちの食生活にも当てはまります。血糖値や食事が気になる人向けの本も挙げておきます。

日本糖尿病学会 編『糖尿病食事療法のための食品交換表』(文光堂)

糖尿病の食事療法で、病院の栄養指導にも使われている基本の一冊です。食品を栄養の種類ごとに分け、「何をどれだけ食べればよいか」を単位で考えられるようになっています。血糖値が気になり始めた人が、食事の量の目安を知るのに役立ちます。

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有元葉子・横山淳一『医師と料理家がすすめる 糖尿病レシピ』(筑摩書房)

料理家と糖尿病専門医による、家族みんなで食べられる献立の本。我慢の食事ではなく、素材のうまみを生かしておいしく続ける考え方が学べます。新品は品切れのことがあるので、中古も含めて探してみてください。

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川北稔『砂糖の世界史』(岩波ジュニア新書)

砂糖がどのように世界中に広がり、人々の食卓を変えていったのかをたどる歴史の本。イヌイットの食卓に甘い飲み物が入り込んだ話を、もっと大きな流れの中で理解できます。中高生向けで読みやすい一冊です。

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イヌイットの今についてよくある質問

Q. イヌイットは今もいるの?

はい。カナダでは2021年の国勢調査で70,545人がイヌイットと回答しています。多くは北部の伝統的な居住地域に住み、現代的な住宅で暮らしています。[26]

Q. イヌイットは今どこに住んでいる?

多くはカナダ北部、グリーンランド、アラスカなどの北極圏の集落で暮らしています。ただし、カナダでは約3割がオタワやエドモントン、モントリオールなど、北部の外で暮らしています。[28]

Q. イヌイットの主食は何?

決まった主食はありませんが、伝統食ではカリブーがもっとも中心的な食べ物です。ほかにマクタク(クジラの皮と脂肪)やホッキョクイワナもよく食べられています。今はパンやパスタなど店の食品も日常的に食べています。[2][3]

Q. イヌイットの平均寿命は?

2004〜2008年のイヌイットが暮らす地域の平均寿命は、男性67.7歳、女性72.8歳で、カナダのほかの地域より約9年短くなっています。[17]

Q. 今のイヌイットも生肉を食べる?

地域や家庭によって違いはありますが、生の肉や魚を食べる習慣は今も受け継がれています。生肉と食中毒については、こちらの記事で解説しています。

まとめ|イヌイットの食事の変化は、健康を大きく変えた

現在のイヌイットは、カリブーやマクタク、魚などの伝統食と、パンや甘い飲み物など店の食品の両方を食べています。伝統食の割合は減り続けており、その背景にはカリブーの減少、食料品の高さ、暮らし方の変化があります。

食事が変わるとともに、かつてはまれだった糖尿病はカナダ全体と同じ水準になり、肥満や子どもの虫歯も大きな問題になりました。平均寿命はカナダのほかの地域より約9年短く、肺がんの多さも課題です。

一方で、伝統食には今も体を守る働きがあると考えられています。「生肉は危ないのか」という問いの答えは、意外にも「危ないのは生肉より、甘い飲み物とたばこのほうだった」と言えるかもしれません。

参考にした資料

  1. Qanuilirpitaa? 2017「Country and Market Food Consumption and Nutritional Status」:ヌナビクの伝統食・店の食品の摂取調査。
  2. Sheehy ほか(2013)「Eating habits of a population undergoing a rapid dietary transition」Nutrition Journal:ヌナブト3地域のイヌイット成人の食事内容と1回量。
  3. Kenny(2017)「The Inuit Food System: Ecological, Economic, and Environmental Dimensions of the Nutrition Transition」University of Ottawa:カリブーの栄養上の役割、店の食品の特徴、食事の変化の背景。
  4. Inuvialuit Regional Corporation「Food」:地域の伝統食とベリー類。
  5. Sheikh ほか(2011)「Changing dietary patterns and body mass index over time in Canadian Inuit communities」International Journal of Circumpolar Health:1999年と2008年の食事内容とBMIの比較。
  6. Library of Parliament(カナダ議会図書館)「Food Insecurity in Northern Canada: An Overview」:2023年の北部の食料不安の割合。
  7. Rosol「Evaluating Food Security in Nunavut: Preliminary Results from the Inuit Health Survey」Simon Fraser University:ヌナブトの家庭の狩猟と伝統食の分け合い。
  8. カナダ政府「Government of Canada announces improvements to Nutrition North Canada including support for country food」(2018年):食料補助制度と伝統食への支援。
  9. Egeland ほか(2011)「Hypertriglyceridemic-waist phenotype and glucose intolerance among Canadian Inuit」CMAJ:2007〜08年の健康調査による糖尿病・肥満の割合。
  10. CBC News「Inuit Type 2 diabetes gap worsens」:糖尿病増加の背景についての研究者の見解。
  11. Pacey ほか(2010)「Prevalence and risk factors for parental-reported oral health of Inuit preschoolers」Rural and Remote Health:ヌナブトの幼児の虫歯。
  12. Nunatsiaq News「Inuit Oral Health Survey」の報道:2008〜09年のイヌイット口腔健康調査の結果。
  13. El Hayek ほか(2011)「Older age and lower adiposity predict better 25-hydroxy vitamin D concentration in Inuit adults」Archives of Osteoporosis:年齢と伝統食、ビタミンDの関係。
  14. 「The International Polar Year Inuit Health Survey」主な結果のまとめ:若い女性のビタミンD不足への懸念。
  15. Carrière ほか(2012)「Cancer patterns in Inuit Nunangat」International Journal of Circumpolar Health:イヌイット・ヌナンガットのがんの発生率。
  16. Statistics Canada(2017)「Smoking prevalence among Inuit in Canada」:1991〜2012年のイヌイットの喫煙率。
  17. Statistics Canada(2013)「An age- and cause-decomposition of differences in life expectancy between residents of Inuit Nunangat and residents of the rest of Canada, 1989 to 2008」:平均寿命の比較。
  18. Inuit Tapiriit Kanatami「Inuit Health Indicators in the Canadian Context」:平均寿命の差の原因。
  19. Peters(2010)「Causes and contributions to differences in life expectancy for Inuit Nunangat and Canada, 1994–2003」International Journal of Circumpolar Health:年齢別・死因別の寿命の差。
  20. CBC News「Popular fish oil study deeply flawed, new research says」(Fodor ほか, Canadian Journal of Cardiology 2014 の紹介)
  21. AOCS Inform「1970s fish oil study criticized」(2015):ダイアベルグの反論。
  22. Mayeda・Boyd「Risk Communication in Nunavik: The Case of Mercury, PCBs and Omega-3 Fatty Acids」:北極圏の汚染物質と伝統食。
  23. SSWM「Trends and Levels of POPs and Metals in Inuit」(AMAP 2015 のまとめ):汚染物質濃度の推移。
  24. Nunatsiaq News「Canadian Arctic Contaminants Assessment」の報道:伝統食の利点とリスクの評価。
  25. Natour「Relationships of Vitamin D Status and Markers of Skeletal Health to Metabolic Syndrome… among Inuit Adults」McGill University:ビタミンD・オメガ3・魚と代謝の関係。
  26. Statistics Canada「The Daily, September 21, 2022」:2021年国勢調査のイヌイット人口。
  27. Nunavik Parks「Departures from Nunavik」:1950〜60年代の定住化の経緯。
  28. CBC News「Large urban centres draw increasing numbers of Inuit」(2022年):2021年国勢調査による都市部のイヌイット人口。
  29. Nunatsiaq News「Canada says sorry to High Arctic exiles」(2010年):1953年の極北への強制移住と政府の謝罪。
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この記事を書いた人

こんにちは。 このブログは、困難や障害を突破する方法を解説しています。 仕事・お金・健康に関する記事は、公的機関の資料やサービスの公式情報を確認して書いています。特に、薄毛・脱毛・歯列矯正など医療や健康に関わる記事は、学会の診療ガイドラインや公的機関の資料を根拠にし、記事の最後に参考資料を載せています(制作方針は運営者情報に掲載しています)。 私自身の実体験や、困難に直面したときの考え方はnoteでも発信しています。 ▶ note「突破ラボ」を読む 人生、山あり谷ありで、誰でも大なり小なり行く手を阻む壁みたいなものを感じている方も多いのではないでしょうか。健康に関すること、お金に関すること、対人関係に関すること、様々な壁が私たちの前に立ちはだかります。壁を前にすると、結構悲観的になったりしますよね。 でも、案外、見方を変えたらうまくいったり、案ずるより産むが易し、であまり考えずに行動したらうまくいったりすることもあります。このブログではそんな困難を突破する方法を提示していきたいと考えています。このブログが少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

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