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トリュフ卵かけご飯を、家で手ごろに作れないか。高級な和食店で、土鍋ごはんの卵かけご飯にヨーロッパ産の黒トリュフをのせた一杯を食べてから、ずっと考えていました。
ヨーロッパ産のトリュフは高くて手が出ません。そこで使ったのが、ネット販売で買える中国産の冷凍トリュフです。ただ、そのまま食べると香りも味もほとんどなく、正直「貧相」でした。そこで試したのが、トリュフを酒粕に漬けるという、突破ラボのオリジナルの食べ方です。

中国産トリュフとは? 安いけれど香りは控えめ
一般に「トリュフ」といって思い浮かべる高級な黒トリュフは、フランスやイタリアなどヨーロッパ産のペリゴール黒トリュフ(学名 Tuber melanosporum)です。一方、中国産のトリュフとして出回っているのは、主に Tuber indicum という別の種類で、雲南省や四川省などで採れます。冷凍品は「ヒマラヤトリュフ」の名前で売られていることもあります。
見た目はヨーロッパの黒トリュフによく似ていますが、価格はずっと安く、そのぶん香りや味は弱いとされています。実際に冷凍のものを買ってそのまま食べてみると、香りも味もほとんど感じられませんでした。
トリュフ卵かけご飯の材料
- 中国産トリュフ(冷凍):好みの量
- 粕床:トリュフがすっぽり埋まる量(分量の目安は次の見出しで紹介)
- ごはん:1杯
- 卵:1個(写真では卵黄だけをのせています)
- 醤油:いつもの卵かけご飯と同じ量
醤油は特別なものでなく、ふだん卵かけご飯に使っているもので十分です。
粕床の分量の目安
突破ラボでは、ふだん野菜を粕漬けにするときと同じ粕床にトリュフを漬けました。みりんは入れていません。粕床を初めて作る場合は、次の分量が目安になります(管理栄養士・矢崎海里さんがサライ.jpで紹介している「作りやすい分量」)。
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 酒粕 | 200g |
| 味噌 | 大さじ2 |
| 塩 | 小さじ1 |
| 砂糖 | 大さじ1 |
| 酒 | 大さじ3程度(かたさを見ながら少しずつ) |
酒粕、味噌、塩、砂糖を手でよく混ぜ、酒を少しずつ加えて、耳たぶくらいのやわらかさにします。みりんを加えても、甘みが出ておいしくなると思います。
作り方
- 粕床を用意する:清潔なタッパーに粕床を敷きます。
- トリュフを丸ごと漬ける:トリュフは切らずに丸ごと粕床に埋め、ふたをして冷蔵庫に入れます。突破ラボでは、冷蔵庫の奥のほうに置いて漬けました。
- 10日ほど待つ:突破ラボでは10日ほど漬けました。
- 薄く切る:粕床から取り出したトリュフを薄切りにします。
- 卵かけご飯にのせる:ごはんに卵をのせ、トリュフを散らし、いつもの量の醤油をかけて完成です。
粕漬けにすると何が変わる?
食べてみると、いつもの卵かけご飯がワンランク上の一杯になりました。卵とも醤油とも、相性は抜群です。
生のトリュフと比べると、ぼそっとした食感は少し残ります。それでも酒粕に漬け込んでいるので、しっとりとした口あたりになります。
安い食材でおいしいものを作るには、作る人が手間をかけることが大切です。トリュフの粕漬けは、漬けて待つだけの手間で、手ごろなトリュフを卵かけご飯のごちそうに変えてくれます。
注意したいこと
- アルコール:酒粕にはアルコールが含まれます。粕漬けは加熱せずに食べるので、子どもや妊娠中の人、お酒に弱い人、運転前は控えましょう。
- 粕床の使い分け:生で食べるものと、加熱して食べる肉や魚は、同じ粕床で漬けないほうがよいとされています。
- 生卵:卵かけご飯の卵は新鮮なものを使い、冷蔵庫で保存して早めに食べましょう。
もっと手軽に:トリュフ塩・トリュフ醤油の卵かけご飯
トリュフ卵かけご飯は、トリュフ塩やトリュフ醤油、トリュフオイルをかけて作る方法もよく知られています。粕漬けを作る時間がないときは、こうした調味料で香りを足すのも手軽です。
材料を取り寄せる
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まとめ
トリュフ卵かけご飯は、高いヨーロッパ産のトリュフがなくても作れます。手ごろな中国産の冷凍トリュフを丸ごと粕床に10日ほど漬けておけば、いつもの卵かけご飯がワンランク上のごちそうになります。酒粕を使ったほかの食べ方は「発酵食品とは?一覧と効果」や「腸活レシピ」でも紹介しています。