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借金地獄から這い上がった芸能人

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芸能界は華やかなイメージがありますが、その裏では借金に苦しむ人も少なくありません。しかし、そんな借金地獄から這い上がり、成功を収めた人もいます。今回は、借金地獄から脱出した意外な有名人10人を紹介します。彼らの壮絶なエピソードには、驚きや感動が詰まっています。

阿部寛

『メンズノンノ』のカリスマモデルとして活躍した阿部寛は、現在では日本を代表する人気俳優ですが、実は長い借金地獄の時代がありました。

俳優を主として活動するも、ファッションモデル出身という肩書きと顔立ちから、ありきたりな二枚目の役しか与えられないうえに、背が高すぎてドラマの仕事が安定せず、次第にドラマの仕事が減っていきました。低迷期、彼の生活を支えていたのがパチンコで、月10数万ほど稼いでいたそうです。

大きな焦燥感に駆られた彼は、投資用のマンションに手を出しますが、バブル崩壊とともにマンションの価値が暴落し、数億円の借金を抱えることになりました。

 

やり方を変える

この現状に危機感を覚えた阿部は一念発起し、どんな小さな仕事でも真摯に取り組んだといいます。1992年に高倉健が主演するドラマで、名前のつかない端役にもかかわらず出演を希望したり、その他の舞台、ドラマ、映画で脇役を懸命にこなし、脇役として一定の地位を確保したといいます。

2000年には仲間由紀恵と共演したドラマ『TRICK』では、三枚目の役をユーモラスに演じ高い評価を得ました。2012年には、映画『テルマエロマエ』にて、『古代ローマ帝国の浴場設計技師』を演じ、数々の賞を受賞し人気を不動にしました。

阿部寛の成功のカギは、借金地獄となっても腐らず、モデル時代の栄光を捨て誰の目にもとまらないような端役でも懸命に演じたことにあったのでしょう。これからの活躍も楽しみな俳優です。

明石家さんま

明石家さんまは、日本を代表するお笑いタレントですが、8億5000万円で購入した豪邸が、バブル崩壊で売値が3億5000万円になってしまい、5億円の借金が残ってしまいました。

 

困難を乗り越える

「金額が大きすぎて、もう『死ぬ』か『しゃべる』かどちらかの選択しかないと考えた彼は、しゃべる方を選びました。すると、すごく楽な気持ちになり、仕事に邁進することができたといいいます。そして、大ヒット番組『さんまのまんま』や『さんまのSUPERからくりTV』などで高収入を得るようになりました。

そんな前向きなさんまでしたが、当時はよく、声が出ない夢を見ていたといいます。億単位の借金ですから、そうとうなプレッシャーを感じていたのでしょう。しかし、彼は持ち前の明るさと行動力で借金をコツコツ返済し完済しました。

現在では、年収10億円以上とも言われる大物タレントになっています。

矢沢永吉

23歳の時に伝説的バンド「キャロル」でデビュー、26歳でソロ活動を始めた矢沢永吉。

 順風満帆な活動をしていた1998年、オーストラリア・ゴールドコーストに予定していた高層ビル建設のため約35億円を出資。ビルにはレコーディングスタジオなどが入る予定でした。

知り合いの海外のコーディネーターにビル管理を依頼し、現地に法人会社を作りましたが1997年、現地にあるはずの会社が空き家となっており、コーディネーターも失踪。購入した土地とビルは競売にかけられ、別のオーナーに変わっていました。

責任者で古くからの友人でもある人物に、融資の担保に利用され、土地を無断で売却されてしまったのです。34億円という巨額の詐欺事件は、オーストラリア犯罪史上2番目の被害額だそうです。

 

困難を乗り越える

精神的ショックは相当なもので、寝ても覚めても過呼吸を繰り返すほどだったそうですが、持ち前のロック魂で15~16年かけて借金を返済したそうです。

まとめ

一見、華やかに見える芸能人も、裏では相当な苦労をされている方が多いですね。

今をときめく一流芸能人がかつては借金地獄に悩まされていたなんて意外ですが、それを跳ね返すパワーがあるからこそ、一流でいられるのですね。

現在、借金で悩んでいる方もあきらめる必要はありません。上に挙げた芸能人のように、地道に借金を返済していくこともできますし、自分の収入に見合わない巨額の借金がある場合でも、法的な制度を利用して借金を返済することができます。その方法は下の記事に書いてありますので、借金に悩んでいる方は参考にしてください。

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