借金の返済が滞るようになり、債権者からあなたの携帯電話に来ている連絡を無視すると、債権者はあなたの自宅の固定電話に連絡をすることがあります。また、債権者からの連絡を無視し続けると、催促状が家に届くこともあります。このように、返済が困難になっているのに何も手を打たないと、家族にばれる可能性が高くなります。
仮に、郵便物などを家族の目に触れないようしたとしても、あなたの未払いが続けば、債権者はあなたの給与の一部や預金口座、持ち家や車を差し押さえにきます。こうなれば生活がひっ迫して家族にばれることは確実です。
そうならないためには、生活費を見直したり、新たな収入源を見つけるなどして、返済金を確保する必要があります。それでも返済困難な状況が続く見込みであれば、専門家に依頼して債務整理をするなど、早めの行動が必要です。
では、債務整理を選択した場合、家族はそれに気がつくのでしょうか。
任意整理の場合
任意整理は、弁護士に依頼する債権者を選ぶことができますので、家族が連帯保証人になっているものを債務整理の対象にしなければ、基本的には家族にばれないように債務整理をすることが可能です。
自己破産や個人再生の場合
自己破産や個人再生の場合は、すべての債権者を対象にしますので、家族が連帯保証人になっているものを除くことはできません。裁判所へ提出する資料のなかには、家族に関する資料が必要となる場合もありますので、基本的には家族の協力が必要とお考え下さい。
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